パーカーとおじさんと私
- bamb210830
- 42 分前
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少し前に世間をにぎわせた？「40歳パーカーオジサン論争」
最近によってようやく全容を知りました。
簡単に言うと「40歳になってパーカー着るのはどうなの？」という話でした。
一方で「40歳になってもTPOに沿わない場面でパーカーを着用するのはどうなの？」
というのが本来の趣旨という情報も見かけました。
真相は闇の中ですが、世間では40歳を超えるおじさんがパーカーを着るのに懐疑的な部分がある様です。
この論争に対して私の見解を述べます。
「着こなし次第かな。」
これが本音です。
私自身はパーカーが大好きで、40歳を超えても確実に着ます。
しかしカジュアルにも見えてしまうため、今回の様な意見が出るのも否定できず。
なので「オジサンでもパーカーを着こなす術」を教えます。
以下を知ればパーカーマスターになれます。
①パーカーの種類
スウェットパーカーには大きく分けて2種類あります。
一つ目はジップパーカー
名前の通り、ジッパーが付いていて脱ぎ着が楽です。体温調節をしやすいのもポイントです。
二つ目はプルオーバーパーカー
ジッパーのない被りタイプのパーカーで脱ぎ着が少し大変です。
パッと見た感じジップパーカーの方が良さそうですが、おすすめはプルオーバーパーカーです。
着用した時のシルエット（特に横から見た時）がプルオーバーパーカーの方が良いです。
一時期はプルオーバー人気が高かったですが、今は少しずつジップパーカーも復権している印象。
好みもあると思うので好きな方を選んでください。
②色について
黒・ネイビー・グレーの3色から選びましょう。
この3色のどれかを選べば間違いないというのは世界共通認識（のはず）
白は正直あまりおすすめできません。
清涼感はあるのですが、スウェットパーカーって汚れが目立ちやすい。
個人的にはフード周りや袖が気付いたら汚れているランキング上位に入ります。
汚さない自身がある方は候補に入れてもOKです。
どうしても差し色が欲しいという方は暗めの赤（ボルドー）青、緑がおすすめ。
暗めの色のアウターとも相性が良く、冬のコーデに色を添えます。
③デザインについて（重要）
余程の理由がない限り無地を選びましょう。
あったとしてもワンポイント。
ただ、ワンポイント入れるくらいなら無地で良いんじゃないかという気がします。
というか、冒頭のパーカー論争はここに原因がある気がしてならないのです。
ロゴがでかでかと入っているパーカーを着ているオジサンが多く、それが目に付くのが発端かと。
ただの推測ですが。
どちらにせよロゴ入りイケイケパーカーを好んでいるのは自分だけだと思った方が良いです。
少しでもイケオジを演出するなら無地をおすすめします。
④シルエットについて
ややゆとりがあるシルエットを心がけてください。
実際におすすめのパーカーをご紹介します。
・ユニクロC「スウェットオーバーサイズプルパーカー」
弟におすすめして実物を見てみましたが、良くできています。
価格、デザイン面から見てもニュースタンダードになり得るポテンシャルがあります。
パーカーを選ぶ際はフードフードの厚みにも注意して欲しいです。
二重構造になっていると着ている時にフードが立つことで立体感が増し、首周りがすっきり見えてスマートな印象になります。反対に、フードが薄く立体感がないとだらしなく見えます。
しなやかかつ柔らかい生地で着心地も良いです。
・コンビニエンスウェア「スウェットパーカー」
ファミマで売っているパーカーです。
コンビニエンスウェア侮れないです。素材感もシルエットもおすすめです。
ヘビーウェイトで頑丈な生地感。ガシガシ系で耐久力に優れています。
紐のデザインがファミマのロゴで凝っています。
先程のユニクロのパーカーが「柔」だとしたらこちらは「剛」
後は好みの問題です。
⑤素材について
折角良いデザイン、シルエットでも表面が毛玉まみれだと急にみすぼらしく見えてしまいます。
化学繊維が素材として使われていると毛玉ができやすいので避けるのが無難です。
綿100%もしくは80％以上が理想です。
とはいえポリエステル特有の着心地の柔らかさも捨てがたい。
その場合はこまめに毛玉取りをするか消耗品と割り切ってボロボロになったら買い替えましょう。
・コーディネートについて
ここまではアイテム単体のお話でした。ようやく折り返し地点です。
パーカーに対して造詣が深まったら今度は着こなし方です。
ここまで知って初めてパーカーマスターになれます。
アウターを着る場合
コートやブルゾンがおすすめ。
前述した様に、パーカー自体がカジュアルなアイテムの為、同じようにカジュアルなアウター（ダウンジャケットやスタジャンなど）と組み合わせるとカジュアルになりがち。
インナーはオフィスカジュアルなどよりフォーマルな場面を意識するならシャツもあり。
パンツはグレーや黒などのスラックスがベター。
タイトなものよりストレート~ややワイドなシルエットが余裕も感じられて良いです。
逆にベージュのチノパンツやデニムなどはカジュアル寄りのため、カジュアルが加速してしまいます。
もしデニムを履きたい場合は、色落ちのしていない濃紺のものがキレイ目に見えるのでおすすめ。
最も重要と言っても過言ではないのが靴です。レザーのブーツやスニーカーがおすすめです。
過度なロゴが無いとより良いです。
機能性を重視したランニングスニーカーやレザー以外の派手なスニーカーはやめておいた方が無難です。
細かいところでいくと小物・アクセサリーもあわせに注意が必要です。
帽子は正直被らない方が良いと思います。
特にキャップやニットキャップはやめておきましょう。
強いて言うなら、中折れハットはアリだと思います。
後はコーデ全体がシンプルになり過ぎる場合は時計などのアクセサリーもワンポイントで付けるのも良いです。
鞄はレザーが無難です。トートバッグもしくはショルダーとの2Wayが理想です。
もしくはレザーとキャンパスの切り替えも良いですね。
ナイロンバッグも黒で光沢があれば、良いかと思いますが、選ぶ敷居が上がりそうですね。
伏兵だとヘルメットバッグ（持ち手の短いミリタリー由来のバッグ）もアリですね。
ブランドによってはレザー素材のものもあると思います。
最後になりますが、パーカーコーデは「清潔感」と「大人らしさ」がポイントになります。
ぜひこちらを意識していただくとコーディネートも上手くまとまると思います。
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